「え、スーツケースにこの値段!?」
リモワの価格を初めて見たとき、そう驚いた方も多いのではないでしょうか。
高級感あるデザインとブランドの存在感。空港で見かけると、どこか“旅慣れた人”の印象を与えるリモワのスーツケース。
でも正直、なぜこんなに高いの?と思ってしまうのも本音ですよね。
さらに、「実際の使用感」「口コミ」「買うべき人/やめたほうがいい人」まで、購入を検討している方に役立つリアルな情報をお届けします。
後半では、Amazonで買えるおすすめモデルの紹介や、並行輸入の注意点も掲載。「買う前に知っておいてよかった」と思える内容をまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。
リモワのスーツケースは本当に“高い”のか?
「リモワのスーツケースって、本当にそこまで高いの?」一見シンプルな疑問ですが、これは多くの人が検索しているテーマです。
特に旅行グッズにあまりお金をかけてこなかった人からすると、スーツケース1台に10万円以上出すなんて考えられないという感覚もあるでしょう。
まずは冷静に、リモワの価格がどの程度なのか。そして他社の人気スーツケースと比べてどれだけ“高い”のかを数字で見ていきましょう。
価格の目安(モデル別)と他社比較

リモワのスーツケースは「高級ライン」が中心。ポリカーボネート製のモデルでも10万円近くすることが一般的です。
代表的なラインナップと、素材・価格帯を以下にまとめました。
モデル名 | 素材 | 特徴 | 価格帯(目安) |
---|---|---|---|
Original Cabin | アルミニウム | 最も象徴的なシリーズ。頑丈・高級感◎ | 約17万〜21万円 |
Classic Cabin | アルミ+レザー | レトロ感あるハンドル・ディテール重視 | 約18万前後 |
Hybrid Cabin | アルミ+ポリカ | 両素材のハイブリッド。軽量×剛性 | 約13万〜16万円 |
Essential Cabin | ポリカーボネート | 軽量ジッパータイプ。入門機種に人気 | 約9万〜12万円 |
一方で、多くの人が購入している他社スーツケースの価格帯は以下のとおりです。
ブランド | 主な素材 | 特徴 | 価格帯(目安) |
---|---|---|---|
サムソナイト(Cosmolite等) | ポリプロピレン・Curv素材 | 軽くて丈夫。ビジネス用途に人気 | 3〜6万円 |
無印良品 | ABS・ポリカ樹脂 | シンプル・機能性重視 | 1〜2.5万円 |
グローブトロッター | ファイバーボード | 英国高級ブランド・クラシック感 | 約15万〜30万円 |
とくにアルミ製のOriginalシリーズは、他社では代替が難しい素材とデザインで、一目でリモワとわかる存在感があります。
なぜこんなに高く見えるのか?体感とのギャップ

「ポリカーボネートって、他の安いスーツケースと同じ素材でしょ?」と考える人もいますが、素材の種類が同じでも“品質グレード”はまったく異なります。
リモワは航空機にも使用される高純度のアルミやポリカーボネートを使い、細部まで精密に加工されたパーツで構成されています。
特にホイールやハンドルの動作は「え、こんなにスムーズなの!?」と驚くレベルで、長距離移動や乗り換えが多い人ほど恩恵を感じるポイントです。
加えて、リモワには「長く使う」という前提があります。修理して使い続けられる設計のため、5年・10年と愛用する人が多く、最終的には「買い替えコストがかからない=コスパが良い」という評価につながることも。
✅ ポイント
リモワのスーツケースは、単に「高い」のではなく、長期視点で考えると“価値が詰まった道具”とも言えます。
次の章では、そんなリモワがなぜこれほど高価格を維持しているのか、その5つの理由を深掘りしていきます。
リモワが高い5つの理由とは?
なぜリモワは、これほどまでに高価なのか?
それは単に「ブランド名」で値段を釣り上げているわけではありません。
リモワには、価格に見合うだけの“本質的な価値”がしっかりと詰まっています。
ここでは、リモワのスーツケースが高い理由を5つの視点からわかりやすく解説します。どれも、安価なスーツケースにはない「リモワならではの特長」です。
① 航空機グレードの素材を使用している

たとえば「Original」や「Classic」シリーズに使われているのは、航空機にも使われるアルミニウム合金。軽量で頑丈、しかも経年変化に強く、長く使い込むことで“味”が出てきます。
また、軽量モデルの「Essential」シリーズでは、高品質なポリカーボネートを採用。これは一般的なスーツケースにも使われる素材ですが、リモワのそれは耐久性・加工精度・光沢感が段違い。簡単にヒビが入ったり変形したりすることはまずありません。
さらに、内部の仕切りやハンドル、キャスター部の樹脂に至るまで、すべてが長期使用を前提とした素材選びになっています。
👉 つまり「リモワは素材からして違う」のです。
この時点で、量販店で売られているスーツケースとは別物といえるでしょう。
② ドイツ品質の製造とクラフトマンシップ

ドイツ本社をはじめとするリモワの自社工場では、200以上の部品が使われ、90以上の工程を経て1つのスーツケースが完成します。
なかには熟練の職人が手作業で調整する工程もあり、「開閉のスムーズさ」「キャスターのバランス」などは1台ずつ調整済みです。
また、リモワの製品は組み立て精度も非常に高く、継ぎ目の美しさ、ハンドルのフィット感、部品のがたつきのなさなど、触った瞬間に感じる精度の高さがあります。
大量生産品では絶対に実現できない、“品質の積み重ね”が価格の一部となっているのです。
③ ブランドの歴史とLVMHによる高級戦略

そして2016年、世界的ラグジュアリーグループであるLVMH(ルイ・ヴィトンなどを展開)の傘下に入り、ブランド戦略はさらに強化されました。
それ以降、洗練されたデザイン・グローバル展開・セレブとのコラボレーションが加速し、より一層「ステータスを体現するスーツケース」としての立ち位置が明確になっています。
現在では、空港やホテルのロビーで“リモワを持っている人”を見るだけで「旅慣れた印象」「センスの良さ」を感じさせるアイコン的存在に。
👉 リモワは「道具」でありながら、同時に「ラグジュアリーアイテム」でもある。それが価格に反映されるのは、ある意味当然といえるでしょう。
④ 修理可能で10年単位で使える設計

一般的なスーツケースは、壊れたらそれで終わり。とくにキャスターやハンドルが故障すると、修理するより買い替えた方が早い・安いというケースが多いです。
しかしリモワは、部品交換や修理を前提とした構造設計がされており、ほぼすべてのパーツが修理可能です。
たとえば:
- ホイール(車輪)ユニット
- 伸縮ハンドル
- ロックシステム
- 内装の仕切りプレート
など、細かい部品も個別に交換できます。
さらに、公式サイトでは「リモワリペア」や「RE-CRAFTEDプログラム(中古の公式再生品販売)」が用意されており、廃棄せずに長く使うサステナブルな姿勢も評価されています。
また、2022年からは国際保証制度も強化され、世界中の直営店で修理受付が可能に。
旅先でのトラブルにも対応できるのは、まさに「トラベルギアとしての完成度の高さ」を示しています。
👉 安価なスーツケースを2〜3年ごとに買い替えるくらいなら、リモワを10年使い続ける方がむしろ“結果的にコスパが良い”という声が多いのも納得です。
⑤ デザイン性・収納効率・快適性への配慮

実際に使ってみると分かるのが、デザイン・収納力・操作性といった“使い勝手の良さ”の高さです。
✅ デザイン性
リモワといえば、やはり象徴的なのが縦リブ(グルーヴ)デザイン。
これは単なる装飾ではなく、構造的に強度を高める役割も果たしています。
シルバーやブラックなどのシンプルな色使いに、アルミの質感が映える見た目は、空港でも街中でも一目で「リモワだ」と分かるほどの存在感があります。
✅ 収納効率
内装の仕切り板「フレックスディバイダー」は、荷物の量に応じて高さを調整可能。
また、四隅までフルに使える形状や、蓋側と底側が均等に開く構造など、無駄なく荷物が詰められる設計になっています。
✅ 快適性・可動性
リモワのキャスターは、ボールベアリング入りのマルチホイール構造で非常になめらか。
多少の段差でも引っかかりにくく、方向転換もスムーズで、長時間の移動でも疲れにくいという利点があります。
また、ハンドルも高さ調整が細かくできるので、身長や持ち方に合わせて調整が可能。これにより腕や肩への負担が軽減されます。
つまり、リモワは「ただの旅行カバン」ではなく、旅のストレスを減らすために徹底的に作り込まれた“移動の道具”です。
価格が高いのには、ちゃんと理由がある。しかも一つではなく、素材・設計・保証・ブランドすべてに裏打ちされています。
リモワのユーザーはどう評価している?【口コミ・評判まとめ】
「リモワのスーツケースって、やっぱり評判いいの?」「高いお金出して本当に満足できる?」
——そんな疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。
高級スーツケースの代名詞であるリモワ。価格は10万円を超えるものも珍しくなく、「本当にそれだけの価値があるのかどうか」は購入前に必ず知っておきたいポイントです。
高評価の口コミ:「一度使ったら戻れない」そんな声が多数!

これらの口コミにはいくつかの共通点があります。
✅ キャスターが異次元の滑らかさ
多くの人が驚くのが、ホイールのなめらかな動きです。
「片手でスーッと進む」「まるでスケートのように滑る」といった表現が多く、特に空港内での移動時に「疲労感が全然違う」と実感するユーザーが多数。
長距離移動やトランジットが多い旅では、この“快適な転がし心地”が何よりの助けになるようです。
✅ 持っているだけで満足感がある
「リモワを持って空港を歩くだけで気分が上がる」「旅先で人に褒められた」など、見た目の美しさと所有欲を満たしてくれる点も高評価ポイントです。
特にアルミ素材のモデルは「傷さえも旅の勲章」とされ、エイジングを楽しむユーザーも少なくありません。
✅ 長く使えて“元が取れる”
「10年以上使っている」「修理しながら一生モノとして使っている」という声も。
実際、初期投資は高いものの、何度も買い替えるより結局お得という意見が多数を占めています。
「高いけど、壊れても修理できる。だから“消耗品”ではなく“道具”として選べる」
—— そんな声に、リモワの哲学がよく表れています。
気になる口コミ・評判:「ここは改善してほしい」

もちろん、リモワが完璧な製品というわけではありません。
キャスターが意外と消耗することも
「使用頻度が高いと、キャスターが1年以内に削れた」「段差のある場所だと弱い」といった口コミもありました。
とくに週に何度も使うようなビジネスユースでは、想定より早く摩耗する場合があるようです。
とはいえ、リモワではキャスターの交換対応がしっかりしているため、「交換すれば済む話」という受け止め方も多いのが印象的です。
ハンドルの調整機構にやや不満も
「ボタンの反応が鈍い」「思ったよりぐらつく」といった声もあり、高級感のわりに細部の操作性で物足りなさを感じる人もいるようです。
このあたりは、リモワに対して期待値が高いからこそ生まれるギャップとも言えます。
内装の機能性はややシンプル
「内装が意外と普通」「仕切りの位置や収納方法がやや限定的」といった声も少なからずあります。
とくに他ブランド(TUMIや無印)と比較して、収納効率を重視する人には物足りなく感じる場合もあるようです。
口コミ・評判から見えてくるリモワの“真の価値”

結論から言えば、リモワに対する満足度は非常に高く、購入者の多くが「買ってよかった」と感じているのは確かです。
ですが同時に、以下のような“購入前に知っておくべきポイント”も浮かび上がってきます。
評価軸 | 内容 |
---|---|
✅ 満足度が高い | デザイン・走行性・長寿命・修理体制 |
⚠ やや注意点あり | キャスター・ハンドルの細部/内装のシンプルさ |
🤝 選び方がカギ | 「見た目」「機能性」どちらを重視するかで満足度が変わる |
つまり、リモワは“誰にでもおすすめできる万能スーツケース”ではないということ。
「旅が多く、長期的に使う」「品質やデザインにこだわりたい」「旅のストレスを減らしたい」——
そんな人にとって、リモワは確実に価値ある“相棒”になってくれるはずです。
日本でさらに高く感じる理由
リモワのスーツケースは、もともと高級品として知られていますが、日本国内では「さらに高く感じる」と言われることが多いのをご存じでしょうか?
実際に、ヨーロッパやアジアの一部地域では、同じモデルが数万円以上安く購入できるケースも珍しくありません。
なぜ、こうした価格差が生まれるのでしょうか?そして、その背景にはどんな「構造的な理由」があるのでしょうか?
この章では、円安や輸入に関わるコスト、そして日本独自の価格戦略まで含めて、リモワの価格が高くなる理由を3つの視点から解説していきます。
為替(円安)・関税・輸送コスト

特にここ数年は、円安の進行による価格上昇が大きなインパクトとなっています。
リモワはドイツ発のブランドであり、商品の価格は主にユーロ建て。つまり、為替レートが円安に傾くほど、日本円での販売価格も自動的に上昇していくのです。
例えば、ヨーロッパでの「Original Cabin」の定価が1,050ユーロ程度だった場合、
- 2020年頃(1ユーロ=120円)では
約12.6万円 - 2025年現在(1ユーロ=160円)では
約16.8万円
と、為替だけで4万円以上も変わってくる計算になります。
さらにそこに加わるのが、日本に輸入する際にかかるコストです。
- 関税
- 通関手数料
- 消費税(現在10%)
- 保険・輸送費
特にリモワのような高価格帯・重さのある製品は、航空輸送されるケースが多く、1台あたりのコストが割高になります。
また、こうしたコストはリモワの利益ではなく、物流や税制の仕組みとして避けられない「構造的コスト」。日本市場ではこれらがすべて価格に反映されているため、単純に「ヨーロッパ価格+為替」では済まないのです。
そのため、日本でリモワを購入しようとすると、「なんでここまで高くなるの?」と感じてしまうのも無理はありません。
国内販売戦略と海外価格とのギャップ

まず、リモワはLVMH傘下ブランドとして、基本的に“定価販売のみ”で値下げを行わない方針をとっています。百貨店や直営店でもセールは行われず、常に高価格が維持される仕組みです。
また、リモワは日本市場において「ラグジュアリー路線」を強調しており、同じ商品でもドイツやフランスより数万円高い価格設定がされていることもあります。
実際に公式オンラインストアで比較しても、日本とヨーロッパでは同一モデルに3万〜5万円の差があることも珍しくありません。
これらはすべて、「ブランド価値を守る」ための戦略の一環。ブランドの信頼感につながっているとも言えるのです。
並行輸入はお得?リスクは?

実際、Amazonや楽天市場、海外通販サイトなどでは、リモワのスーツケースが豊富に出回っています。中には「正規公式サイトより高いじゃん」と感じる商品もありますが、それには理由があります。
✅ Amazonで買うメリットは“価格”だけじゃない
とくに人気カラーや機内持ち込みサイズ(Cabin系)は在庫切れになることが多く、「欲しいときに手に入らない」ということもあります。
Amazonで並行輸入品を購入する場合、以下のような「安心して早く入手できる」というメリットがあります。
🔷 Amazonでの購入メリット
- 在庫があれば即購入・即出荷できる(旅の直前でも間に合う)
- Amazonの返品・返金保証がある(初期不良や輸送トラブル時も安心)
- 正規販売が終了したモデルやカラーも手に入る可能性
- 価格変動のチャンスがある(タイムセール・出品者変更など)
「価格は少し高めでも、とにかく早く・確実に手に入れたい」そんな方には、Amazonは非常に現実的で便利な選択肢といえるでしょう。
⚠ 並行輸入のリスクと注意点(Amazonを含む)
もちろん、並行輸入には注意すべきポイントもあります。
とくにリモワのような高額商品では、購入前にしっかり確認しておくことが大切です。
🔸 注意点まとめ
- 正規販売店ではないため、ブランド保証や修理対応を受けられない場合がある
- 出品者によって対応の丁寧さ・信頼度に差がある(必ず販売元をチェック)
- まれに偽物や模倣品が出回るケースも(※Amazonは比較的安全だが、ゼロとは言い切れない)
ただし、Amazon自身が発送・管理している商品や、評価の高い出品者から購入すれば、こうしたリスクはかなり軽減できます。
どんな人におすすめ?
- 「旅行日程が近いから、すぐに入手したい」
- 「正規店で売り切れていたモデルがどうしても欲しい」
- 「価格よりも、スムーズな購入と安心な返品対応を重視したい」
こうした方にとって、Amazon経由での購入は十分に価値のある選択です。
✅並行輸入には確かにリスクもありますが、信頼できるショップを選び、Amazonの購入保証を活かせば、安全かつスマートにリモワを手に入れる手段にもなります。
【おすすめ】本格派向け!人気モデルを1つ厳選紹介
ここまで読んでいただいた方は、リモワがなぜ高価なのか、そしてそれでも多くの人に選ばれている理由をご理解いただけたと思います。
でも同時に、こう感じていませんか?
「で、実際に買うならどのモデルが一番いいの?」
「種類が多すぎて、どれを選べばいいかわからない…」
そんなあなたのために、初めてのリモワ選びにぴったりな“推しモデル”を1つだけ厳選しました。
軽さ・扱いやすさ・価格バランスが整っていて、「これなら後悔しない」と自信を持っておすすめできるモデルです。
おすすめはこれ!RIMOWA Essential Cabin ブラック

※ 軽さと価格のバランス/初めてのリモワに最適
一言でいえば、“使いやすさとスタイルを両立した、実力派のエントリーモデル”。
リモワ唯一のポリカーボネート100%仕様で、軽くて丈夫。しかも見た目はしっかりリモワらしい高級感があります。
✅ なぜおすすめ?
- とにかく軽い(約3.2kg)ので、階段や持ち運びも楽
- ジッパー開閉式でパッキングもスムーズ
- 多くの航空会社で機内持ち込み可能サイズ
- どんな服装・場面にも合う万能なブラックカラー
旅行好きはもちろん、出張用にも、プレゼントにもおすすめ。
「高級すぎず、でもちゃんと“リモワを持っている感”がある」。まさにそんな1台です。
🛫「初めてのリモワにちょうどいい」を探しているなら、このモデルで間違いありません。
Originalとの違いは?旅行頻度での選び方も
「Essentialって安いけど、上位モデルのOriginalと何が違うの?」と気になる方も多いと思います。

そこで代表的な違いを
ざっくり比較してみました。
比較項目 | Essential Cabin | Original Cabin |
---|---|---|
素材 | ポリカーボネート(軽量) | アルミニウム(重厚) |
重さ | 約3.2kg | 約4.4kg |
開閉方式 | ジッパー式 | ラッチロック式(TSA) |
キズの目立ちにくさ | 少なめ | 多め(経年変化を楽しむ) |
価格帯 | 約9万〜11万円 | 約17万〜20万円 |
✅ どっちを選ぶべき?
- 旅行は年に数回/扱いやすさ重視
→ Essential - 毎月のように移動がある/一生モノとして長く使いたい → Original
どちらを選んでも後悔はしないと思いますが、初めてのリモワなら“Essential Cabin”から始めるのがちょうどいい選択肢になるはずです。
リモワスーツケースは買うべきか?どんな人におすすめ?
ここまで読んで、「リモワが高いのには理由がある」ことはおわかりいただけたと思います。
ただ、“それでも自分にとって本当に必要か?”というのは、また別の問題。
リモワは確かに優れたスーツケースですが、誰にとっても最適な万能モデルではありません。
このセクションでは、購入をおすすめできる人・慎重に検討した方がよい人、さらに代替ブランドまで紹介します。
こんな人におすすめ!→ 出張族・旅好き・長期投資派
✅ 頻繁に旅行・出張に行く人
月に1回以上の出張や、年に何度も海外旅行へ行く人は、使うたびに品質の違いを実感できます。
特に空港やホテルをスムーズに移動できる「走行性の良さ」は、移動ストレスを確実に減らしてくれます。
✅ 荷物の扱いにこだわりたい人
「モノを丁寧に持ち歩きたい」「持ち物でも旅のスタイルを表現したい」という人にとって、リモワは“旅の相棒”として抜群の存在感を放ちます。
✅ 安物買いを避けたい人(長期視点で見る人)
数年おきにスーツケースを買い替えるなら、リモワを修理しながら10年以上使う方が結果的にお得という声も。
「長く使えるモノを選びたい」人には、非常に相性の良いブランドです。
慎重に検討を!→ 年1回しか使わない人・軽量重視派
一方で、以下のような方はいったん立ち止まって考える価値があります。
⚠ 年に1回程度しか使わない
使用頻度が低い場合、リモワのメリットを活かしきれない可能性もあります。
⚠ とにかく軽さが最優先
アルミ製のモデルは見た目以上に重さがあります。エレベーターがない場所、階段、公共交通機関中心の移動には負担に感じるケースも。
「体力的に負担を減らしたい」「荷物は極力軽くしたい」人はポリカーボネート系モデルや他社製品の方が適しているかもしれません。
代替ブランドの選択肢(TUMI/Samsonite/無印など)
「高品質なスーツケースが欲しいけど、もう少し現実的な価格帯がいい」という方には、以下のようなブランドもおすすめです。
✅ TUMI(トゥミ)
- 頑丈で機能的。出張族・ビジネスマン向けに人気
- アルミ・ナイロン・ポリカなど素材も豊富
- 約5〜12万円と価格帯も選びやすい
✅ Samsonite(サムソナイト)
- 世界最大級のスーツケースブランド
- 軽さとデザイン性のバランスが◎
- 価格帯は2〜6万円と手ごろ
✅ 無印良品・ProtecX・レジェンドウォーカー
- 国内旅行や年数回の使用にピッタリ
- 価格は1〜2万円台でも十分使える品質
- メンテナンスより「気軽に使って買い替え」の人向け
✅ 総評:価値を“感じられるかどうか”がカギ!
リモワは、単なる道具というより“旅の時間そのものを豊かにするアイテム”です。
あなたが「旅をもっと快適にしたい」「物にストーリーを求めるタイプ」であれば、きっとリモワは長く愛せる存在になるでしょう。
リモワスーツケースはなぜ高い?まとめ:「高い」には理由がある。それでも選ばれる理由とは?
- 航空機グレードの素材を使った、圧倒的な耐久性と高級感
- ドイツ製ならではの精密な作りと使い心地の良さ
- ブランド価値と、修理して一生使える長期視点でのコスパ
- 所有することで得られる満足感と旅への誇り
これらすべてが合わさって、リモワは「ただのスーツケース」ではなく、“旅のパートナー”として多くの人に選ばれ続けている理由なのです。
もちろん、誰にとっても最適な選択肢とは限りません。
しかし、もしあなたが「旅の時間をもっと快適に、もっと豊かにしたい」と思っているなら——
✅ リモワは、間違いなくその価値に応えてくれる存在です。
▶ 迷ったらまずはこの1台から

“持つことで、旅が変わる。”
それがリモワというブランドの魅力なのかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。このブログが、あなたのスーツケース選びのヒントになれば嬉しいです。



